1994年8月、会社の夏休みを利用して上海〜桂林〜西安〜北京のJTBのパック旅行に行った。
ここの空港は少し変わっていて飛行機のタラップを降りると自分で滑走路を歩き、ゲートまで向かう。
空港についた途端、周囲の景色はガイドブックの写真にのっているあの山々なのである。
「う〜ん、ついに来たなぁ〜」と実感させてくれる、のほほ〜んな空港なのである。

空港に着いたときは少し晴れていたのだが、市内に入ると雲行きが怪しくなってきた。幸いたいした雨ではなく、パック旅行の一行は桂林で一番高い山の畳彩山をてくてくと登る。一行の中には名古屋から参加している90歳のおばあちゃんがいたのだけれど、すごく元気でなんとこのおばあちゃん、この山を登り切った。

もう日も暮れかけていた時間であったが、やはり頂上から見る景色は絶景で昔ここが海底であったとは思えない。
頂上は360°パノラマで、「をを〜」「はぁ〜」「ふ〜ん」と声を上げなんべんぐるぐる回ったことか・・・。
ここはガイドブックにある写真では味わうことのできない、実際に目の前に広がる空間に感激できる場所であった。
「ハー、ハー」言いながら登りましたが・・・(笑)
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