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台北の旅−中正紀年堂

台北


中正紀年堂は、故蒋介石の紀年館で、孫文の方にしようかと迷ったのですが、近場の中正紀年堂にしました。
街を覚えるのにもいいし・・・。

・・・そんな軽い気持ちで行ったのですが、なんとこれがメチャでかい!



ガイドブックで見ると大したことないと思うのですが、実際みるとか〜な〜り、でかいです。
コンサートホールや演技場、図書館、資料館、公園がパックになったすごく機能的な建築物です。
門をくぐると、なにやら中学生か高校生らしき学生達が屋外で列をなして演奏をしており、
何かの練習でもしているのかなと思いながら歩いていると、TV局らしいパラボラアンテナをつけた車が何台も・・・。
後でホテルに戻ってTVを見たら、ちょうど陳さん(新総統)が来てたみたいでセレモニーの練習だったわけですね。




蒋介石記念室には総統府にあったオフィスをそのまま移したものがあり
実物そっくりの蝋人形の蒋介石がおるということで、
いったいどんな部屋で仕事していたのか?何を考えていたのか?等と興味津々で行って来ました。

蝋人形といえば、高知にある坂本龍馬の記念館や韓国の天安にある独立紀年館も
蝋人形の人数が多い分、結構迫力がありましたが、
今回は、部屋をそのまま移したということで非常に興味がありました。

その部屋は図書館の隣にあるのですが、
世界の大局を見ていたといいますか、大きな世界地図があり、書斎も中国語の本はもちろんのこと
日本語、韓国語、英語、ロシア語などあり、当時は冷戦下でもあったことから、ロシアとアメリカに関する書籍が
多かったですね。

紀年堂の高さ70M(20階建てビルに相当)。正門の高さ30M、幅71M。
敷地総面積260万平方メートル。旧日本軍台湾歩兵第一連隊跡地。
紀年堂の位置は台湾歩兵第一連隊、正門の位置台湾山砲兵第一中隊跡地。