留学の際のメモには、ごくごく当たり前のことというか 疑問を感じることなくしていたので書いていませんでしたが、 「他に何かなかったなぁ〜」と振り返ってみると思い出しました、日常的なことを。 初めのうちは『大連での食生活』にもあるように食に苦労していましたが、 そんな貧弱な食生活を続けている人間はどうなるのでしょう? 摂取できる少ないカロリーと脂肪を十二分に活用するには どうしたらいいでしょうか? そうです。昼寝です。(笑) 昼寝といっても私の場合、ラジオ(中国のFM放送;意外といける)を聴いたり、本を読んでいるうちに ウトウトと・・・・というケースが多かったです。 はなから昼寝を決めこむときもありましたが・・・。 旅行をしているときなら 毎日有名な観光地や料理店等を足が棒になるまで歩き倒すのですが いざ生活となると、初めのうちは好奇心もあり あちこち出歩くのですが、それにも終わり(限界)があり ある程度慣れてくると、行き尽くした感もあり、行動範囲が狭くなります。 また時期も時期で 大連の冬は日本(神戸)にいるときと比べてはやく 外は寒いため出歩くのがおっくうになります。 そこで暖をとりながら、かつ休息でき、お腹がすかない究極の生活 それが昼寝なのです。 風邪気味のときは、朝起きれずに 授業を休んで、そのまま昼まで寝るわけですが 「これはイカン・・・・、栄養をとらなくては・・・・、ビタミンをば・・・」と思い リンゴをかじると、そのままベットへもぐり込むケースもありました。 授業は午前中(朝八時〜十二時前)で終わるため 昼はフリーなわけで、 大学周辺は田舎ということもあり、散策もマンネリ化すると 昼寝が一番ですね。 で、そんなに昼寝をして夜は大丈夫なのか? キチンと眠れるのか?と思われるかもしれません。 大丈夫です。 眠れます。 夜はスキー場の宿にあるような暖房機があるとはいえ、やはり寒いので 布団にもぐりこむ→ラジオ、CDを聴く→夜更かしする→でも朝は目を覚ますという習慣が ついてしまいました。 ラジオといえば 私はSONYの一番安い短波ラジオを持っていったのですが これはNHKの短波放送を聞きたいが為でした。 しかしながら大連で入ったのは お昼の放送で時間も1時間と決められていたため少々不満でしたが 夜は意外なことにナント 付属のロッドアンテナだけで日本の中波(AM)が入りました。 電波状況は極めて悪いのですが それでも耳をラジオにくっつけてみると聞こえます。 で、入ってくるのは福岡の放送局がふたつ。 それと今考えてもよくわからないのですが 大阪の毎日放送が入りました。 どこの電波塔からきているのか不明(山陰にあるのだろうか・・・?)なのですが 遠い大連でも電波が届いていました。 四国の松山にいるときは全然入らなかったのに・・・。 不思議なもんです。 中波のチャンネルをあわせていると 意外と多いのが北朝鮮の放送です。 これは口調が「偉大なる首領・・・」というような抑揚のあるしゃべり方なので すぐわかります。 逆に韓国の放送は日本とよく似ていて 電話相談のコーナーとかあり 雰囲気はほとんど一緒です。 それと意外だったのが 韓国KBSで日本語放送(中国語や英語もある)が一日一時間あり ほとんど毎晩聞いてました。 ちょうど金剛山観光が始まった時期で リアルタイムに大連に居ながらにして 韓国の情報も仕入れることができました。 ちなみにKBSのホームページでは 送信しているようで 帰国後たまに聴いたりしています。 私はラジオ世代ではありませんが 留学生活では有効に活用できたツールでした。 |
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