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台北の旅

台北


2000年5月21日〜25日。2回目の台湾でした。
前回はパック旅行でしたが、今回はフリーで。
しかし三万円(往復航空運賃:極楽のシンガポール航空)少しで行けるとは・・・、
これもデフレのおかげでしょうか?(小渕さん!ありがとー・・・・ん?宮沢はんか!)
今回の主たる目的は、大連で習得した中国語が果たして彼の地で本当に通用するのか?が
一番の関心事で・・・・案の定、私のなんちゃって中国語は30%程度の理解度でしたが、
そこは何とかなるもんで非常に有意義な旅でした。

特に今回痛感したのが、何も中国だからといって
中国語で話さなければいけないと思わないで、
場面場面は関西弁となんちゃって英語と中国語でたたみかければ、それで十分ということ。
今迄海外はその現地の言葉で話さなければ意味がない(こちらの意志が上手く通じない)と
思っていたのだけれども、実はそうじゃなくて、
自分の思ったことをストレートにそれこそ、あらん限りの身振り手振り(bodylanguage)なり
気持ちで表現した方が実のところ、ことがスムースにいくということ。
このことにようやくというか恥ずかしながら気づきました。(しかしながら・・・言うは易し、行うは難し)
いくら教科書通りの言葉が話せても(もちろん話すにこしたことはない)、
相手にこちらの意図、意志が上手に通じなければ、全く意味がないということ。
中国語で通じなかったら、相手もそれなりに考えてくれるし、
英語や日本語をしゃべる人間を見つけてくれるもんです。
そういう親切な方もいてはるということです。
(いない場合も多いけど・・・(笑)、そういう場合は『しゃーない』ということでスパッとあきらめ、
次を探す・・・その方が時間の無駄もないし、相手にも迷惑かからないし、
効率がいいということにようやく気がつきました)

今回は台北二二八紀年館、中正紀年堂と台湾の秋葉原にあたる光華市場をメインに紹介します。

まずホテルは三越百貨店の近くにある華華大飯店という中クラスのホテルの別館。
設備は大連の留学生寮よりよく、部屋は6畳半くらいでエアコン、
TV(NHK海外衛星放送×2)、ベッド、冷蔵庫(ただし中は空っぽ)、風呂(石鹸、歯ブラシ付き)、
洋服タンス付き・・・・で贅沢言わなきゃ、十分なところです。宿泊にお金をかけない分、他にまわしました。
(・・・でも朝、風呂の湯はでないので、朝風呂はダメ)
この立地条件で(地下鉄MRT台北車駅迄徒歩約五分)一日NT$1,350(約5,400円)なので、まぁまぁでしょう。
この高い塔が新光摩天展望台
ホテルの隣はドトールがあり英語で
通じる小姐がいました。

ところが今回4泊にすると言うと、計NT$3,780にまけてくれました。
よっ!太っ腹! ほんと受付の方が気の利いた小姐で
こちらが「4泊でお願いしたい・・・」と言うと
すぐさまマネージャーに電話してくれ
こちらが「まけてくれ!」の「ま」も言ってないのに、まけてくれるとは・・・・・。
いとも簡単に・・・・、しかし価格設定は、どないなっとんじゃ〜(うれしいけど・・・)


地下鉄(MRT)で見る中国人(台湾人)は、大連で(中国人の行動様式を)見ているだけに
そのマナーの良さ、スマートさに、感激してしまった・・・・。
しかしMRTの椅子が、公園や遊園地にある椅子のような硬いプラスチックの椅子で
びっくりしましたが・・・たぶん駅員さんが掃除しやすいからでしょう。

街並みは、中国らしい雰囲気ですが
欧米はもちろんのこと日本の企業や
外食産業(牛丼の吉野屋:むろんメニューは違います)も入っているので、
おおげさにいうと、看板や街ゆく人々が日本語を喋っていたら、
(顔は同じアジア系なので[ポリネシア系がいるのが台灣らしいですが・・・])
「ここ、どこ?!」と錯覚しそうなくらいです。
コンビニ(セブンイレブン)も日本と同じでパソコンソフトや
ゲームソフトが売っているところまで同じでした。
さすがに弁当はありませんでしたが、台灣オリジナルのおにぎり(具が違う、美味)があり
カップラーメンも大陸と比べると日本人の口にあい、
交通事情がもうちょっとよくなれば(でも大連よりましかな)、いうことありません。

※セブンイレブンで 拉麺道[Wagamama]九・州・地・獄というカップラーメンを発見。
 見るからに辛そうな、唐辛子たっぷりのラーメンでしたが、意外といけました。